雨を予感させる
キウイ果木のつる枝の上によく目を凝らすと、
三年ぶりにカエルちゃんに嬉しい再会があって、
とても贅沢な日でした!!
山中湖は高地のせいか、春と秋が極端に短いように感じます。
弊社の山中湖事務所は富士山麓の日本大学セミナーハウスの近くで、
2分ぐらい車を走らせると山中湖畔に行くことができます。
今年6~7月に長雨が多かったんですが、
事務所の奧庭に小さな池があり、深さは60センチほどである。
数年前から溜まっていたらしき落ち葉が腐りかけ、水は薄茶色に濁っていた。
薄暗い池の周囲には、卵塊の花が数個あり、
なんと、このモリアオガエルと思われる卵が敷地内に産み付けられていました。
山中湖においてはモリアオガエルの話はあまり聞かないが、
それでも静かに耳を澄ましているとやがて、
優しいモリアオガエルの声がしている。
モリアオガエル(森青蛙、学名:Rhacophorus arboreus)は天然記念物なんです。
両生綱無尾目アオガエル科アオガエル属に分類され、
学名は「樹上棲の、ボロをまとったもの」という意味。
本来、池などの水辺にせり出した枝などに、
卵を産みつけおたまじゃくしに孵化すると、
そのまま水に落ちる仕組みになっています。
自然界でモリアオガエルの行動は不明であるが、
3年ぐらいすると生まれた場所で産卵をすることもあるので楽しみにするよう言われた。
ぜひ3年後、その姿を観られることを節に願うところである。